トップページ > 皮膚科でのにきび治療 > イオン導入ってなに?
ビタミンCがにきび治療に非常に有効であるものの、ビタミンCは非常にデリケートな物質であり、これを補完するために誘導体にしてお肌に投与することは既に述べました。
ただ、やっかいなのは、実は皮膚自体が優秀なバリア機能を持っていることです。
皮膚は肌内部の水分の蒸発を防ぎ、有害物質が肌に進入するのを防止する機能を持っているんですね。
このため、どんなにすぐれたビタミンCでも、単に肌に塗っただけでは効果に限界があるのです。
そこで、注目されているのが、「イオン導入」です。
これは、水溶性の薬剤をイオン化し、電流の力で肌に浸透させるものです。
イオン導入の方法は以下の通りです。
1.肌の上にマイナスの電荷を帯びイオン化したビタミンCの溶液を塗る
2.電極をあて、体の一部をプラスの電極に触れさせる
3.肌の上に置いた電極にマイナスの微弱電流を流す
4.ビタミンCのマイナスと電極のマイナスが反発し、ビタミンCが電流とともに、肌の奥まで浸透する
なんといっても大量のビタミンC有効成分を、肌の奥まで送り届けることができることです。
イオン導入であれば、100倍もの量を真皮まで送り届けられます。また肌にあてて投与するため、服用よりも直接的はにきび治療効果が期待できます。
また痛みは感じませんし、注射のように体への負担もありません。
最近は家庭用のイオン導入機器も販売されてきました。皮膚科で紹介してもらうのもよいでしょう。